MEMBER
プランナー
菊池 潤
二級建築士
大分の血を引き継ぎ、東京で産声をあげ、シンガポールの熱風に吹かれ、美術大学の多様なる個性を浴び、京都ではんなりに目覚めて現在に至る。
学生時代から設計事務所を渡り歩くものの、卒業後にとある工務店の設計部門に就く。目先のデザイン先行の結果住みにくい設計よりも、より現場の職人と密にコミュニケーションを交して進める設計の重要性を悟る。
2018年5月12日、ゼロリノベの清々しいほどに抜け感のあるインスタグラムの求人投稿を目にする。「面白いことと面白いものは、なるほど面白いひとの周りにあるのだ」と帰京することに。暮らすほどに味の出る落ち着いた佇まいの中に、ほんの少しの遊びを効かせたデザインを提案している。
テレビも漫画も無い菊池宅に並べられた古道具は凡そ50点。はてさてこれらは「ガラクタの山」なのか「宝の山」なのか。ゼロリノベ事務所もやがて古道具の侵食が始まる予定である。