ワンルームの新提案！「人が集まる、快適ホームオフィス」のリノベーション事例を公開しました

お知らせ

ワンルームの新提案！「人が集まる、快適ホームオフィス」のリノベーション事例を公開しました

2024.09.12

ゼロリノベでは、新しい事例を続々と公開しております。

室内の「高低差」が多様な居場所をシームレスにつなげる

狭い賃貸での在宅勤務にストレスを感じたことをきっかけに、中古住宅購入とリノベーションを検討されたお施主様。複数人でくつろげるワンルームでも、居場所ごとに気分の切り替えを叶える仕掛けは「高低差」と「素材使い」です。

「人を呼べる家」をテーマに、料理をしながらゲストをもてなせる大きなダイニングテーブルをオーダーメイドで造作。お部屋のどこにいても繋がりを感じる大空間でありながら、居場所ごとで気分が切り替わるため1人で過ごす時にも広さを持て余しません。

事例概要

建物タイプ：マンション
広さ：56.79m²
築年月：1974年3月
リノベ費用：1000万 ~ 1500万円
工期：3ヶ月
居住人数：1人

Before＆After

After

設計担当者によるコメント

ゼロリノベ担当設計士　野田歩夢

家族や友達を招待しホームパーティをすることが好きなお施主様。
ゲストに料理を振る舞い、プロジェクターでゲームや映画を楽しむそうです。
今回は、限られた床面積の中で楽しく集える住まいを検討しました。

まず、空間の主役となる大きな天板を住まいの中心に配置し、
料理や仕事を始めさまざまな作業が行えるように計画しました。
天板の周囲に地形のような「段差」を作り、様々な集まり方ができる床を設えています。

段差があることで天板は廊下側からは椅子に座るとちょうど良く、
キッチン側からは作業台として使いやすくなります。

また、低い床はリビングまで広がり、天井の高さを最大限確保しています。
一段低い場所にソファを置くことで、存在感が軽減され部屋がより広く感じられます。

段差を緩やかに繋ぐようにスロープを掛け、段差がある室内でもロボット掃除機が往復できる仕掛けを作りました。

お引越ししたお施主様は早速ご家族を招待されたそうです。
住まいの顔である大きな天板を囲んで家族の時間を過ごされたとのことで、
目指した住まい方を体現されてとても嬉しく思います。

お施主様インタビュー

購入しようと思ったタイミングは賃貸契約の更新でした。
コロナ禍でほぼ在宅ワークとなり、狭い賃貸では相当なストレスを感じていました。

リノベ済みの物件も見たのですが、もともと広めのワンルームが希望だったので
廊下はいらないなとか、お風呂のテレビのような最新設備も使わないとか思うと
リノベ済みは刺さらず。自分で好きなようにリノベーションできるならそれがいいと考えました。

キッチンは大きな造作のダイニングテーブルと対面で、ゲストと話しながら料理ができます。
テーブルにはコンセントも付けたので、ホットプレートを置いて簡単にホームパーティーができます。

斜めの壁にテレビを用意したことで、キッチンで料理しながらテレビが見られるのもお気に入りです。
仕切りがないおかげで風通しも良く、エアコンが一台で済むのもありがたいポイントでした。

ただぶち抜いただけの広い部屋というわけではなく、細部の素材使いや色使い、
床や天井の高さの違いによって気分が切り替わることで、
広い空間を持て余さずに気持ちよく使えています。

多様な居場所をデザインしたリノベーション空間3選

ゼロリノベの事例の中から、ワークスペースや趣味の空間、ゲストをもてなす空間まで、多様な居場所をゆるやかに心地よく繋げた住まいを3つご紹介します。

Case1.交錯する住まい