物件購入+リノベ

夫婦のブレないイメージで実現した“最短・満足”リノベ

PROFILE

  • 神奈川県I様
  • ご家族構成:夫34歳、妻35歳、長男2歳
  • サービス:物件購入+リノベ
  • 専有面積:64
  • 築年:1978

リノベのロードマップ

リノベーションを前提に中古住宅探しを開始

2019年

結婚を機に数社のセミナーに参加

中古物件を購入

2020年

リノベは諦め、ヴィンテージマンションを購入(仲介はゼロリノベ)

買い替えに成功

2022年3月

長男誕生をきっかけに、中古のリノベーションを再検討
物件を探し、5ヶ月で3件ほど内見

7月

気に入った物件を購入

リノベーション設計・施工

2022年8月

おうちプランナーの初回ヒアリング・現地調査
プランの打ち合わせを3ヶ月で5回ほど行う

11月

着工

2023年2月

完工・引き渡し

リノベーションの背景

憧れのマンションだが、住空間に満足できない

結婚して憧れのヴィンテージマンションに住むことができたIさん夫妻。それなのに、日々の暮らしで「もやもや」が募っていたという。「内装や間取りが好みと違っていたんです」

もともとインテリアにこだわりがあり、リノベーションを前提にゼロリノベで中古マンションを探していたものの、買い逃しを避けたい気持ちが勝ってリノベ済みの住戸を購入したのだ。

「部屋数を確保するために広さを犠牲にした間取り。自分たちなら選ばないであろうフローリングやクロス。買うときには目をつぶった出来合いの空間が、生活を始めると次第に気になってきました」

さらに、子どもが生まれたことが決定打となる。子育てにいい住環境で、自分たちの思い通りにつくった家に住み替えたい!夫妻の決心は固まった。

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今までの思いの丈をゼロリノベのワンストップに込めたと話す夫妻
物件探しのストーリー

インテリアを夢想して物件探しを乗り切る

早速連絡をとり、まずは資金計画の相談を(※1)。いつどんなお金がどれだけかかるか、ライフサイクルの支出と世帯年収から住宅ローンのシミュレーションをしてもらい、およその予算を把握できた。きちんと計算してもらって心配しすぎに気づけたという。
(※1:ゼロリノベでは、物件探しの前に「安心予算」を把握してから進めることを推奨しています)

だが、物件探しでは停滞感があった。「公園や小学校の近さや雰囲気、治安など子育て環境重視で、通勤は1時間以内。そんな条件で探していましたが、いいなと思った物件はすぐに買い手がついてしまうんです」

焦りも手伝って検討エリアが広がっていき、先が見えない感じに……。

担当のおうちナビゲーターより

希望しているエリアの物件を見尽くしてしまうと、新着物件がなかなか出て来ないケースもあります。エリアを変えたくない場合はポータルサイトの新着物件アラート機能を使って、新着物件が出たらメールが届くように設定すると便利ですよ。あるいは、価格や広さなどの条件を変えてみると新たな物件情報を拾えますから、それもひとつの方法です。

エリアには幅を持たせるのもおすすめ。乗ったことのない路線や降りたことのない駅はたくさんあり、その中にも自分たちに合う街は案外あるものです。例えば勤務先への通勤時間やよく遊びに行く場所へのアクセスと時間から対象となる路線や駅をピックアップし、Googleストリートビューを使って擬似的に街を歩いてみる。少しでも気になったら、実際に行って散策してみましょう。自分たちの知らない駅の街が予想以上に良いというケースもありますよ!

このとき夫妻のモチベーションを保ってくれたのが、大好きなインテリアについてあれこれ想像する時間だった。インターネットでインテリアの写真を集めては見せ合い、話し合い、盛り上がり、新居への夢をふくらませる。

「こうした会話の積み重ねで、夫婦間での空間イメージの共有が確かなものになりました。後のプランニングで非常に役に立ちましたね」

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LDKの一角のフリースペースの本棚は妻の父親のDIY。背板のイエローが効いている

結局、5ヵ月探して見学に至ったのは3件。見晴らしが購入の決め手になった。ネットの情報では得られない、その場に行っての実感値だ。

一方で、ゼロリノベのおうちナビゲータは専門家ならではの意見をくれた。「この壁は取れるとか取れないとか、電気のアンペア数とか、管理費の納入状況など、私たち素人ではわからない、気づかないことばかり。具体的かつ公平な視点がためになりました」

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遮るもののない眺望に気分も晴れやか
プラン設計のストーリー

オリジナリティが感じられる提案をその場で採用

売買契約が済むと(※2)、そこから先は「トントン拍子で速かった」と夫妻。実際の時間もだが、進行がスムーズでリノベのプロセスを楽しめたことも理由だろう。前述したように2人の希望やイメージにズレがなく、何がしたいかがおうちプランナーにもよく伝わった。
(※2 物件の売買契約後は、ローン本審査〜物件の引き渡しを進めながら設計の打ち合わせに入ります)

前の住まいで叶わなかった、広くて光に満ちたLDK。生活感が出ないように、収納重視のキッチンとパントリー。リモートワークに対応できるデスクスペース。必要になったら子ども部屋にできる空間。言葉にすると一般的にも聞こえるこうした要望を、Iさん夫妻らしさと物件特徴を踏まえて世界に一つのプランに仕立て上げていく。

プランは複数提案されたが、夫妻はその中のひとつに即、決定。キッチンとダイニングが住戸を対角線上に貫く間取りで、空間効率の点でも採光の点でも最大の効果を期待できた。そして何より、オモシロい。「既存ではまず見ないような部屋の配置で、オリジナリティを感じました」

平面プランの打ち合わせはたいてい何度か行ってブラッシュアップしていくのだが、夫妻の場合は1回。実施プランと合わせて2回という最短コースだった。

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住まいの中心となるDKを斜めに配置して広くした。リモートワークは寝室の一角で集中して
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ガラスブロックは是非使いたかった素材。デザイン上のアクセントとパントリーの目隠しの2つの効果
打ち合わせのポイント

お手本事例を見つけてイメージを絞り込んだ

夫妻が「自分たちの感覚にピッタリ重なる」というゼロリノベ事例を見つけていたことも、大きなプラスだ。おうちプランナーはその事例からIさん夫妻の好みを読み取り、色や質感など部屋の雰囲気を左右するポイントについてドンピシャな提案ができた。

担当のおうちプランナーより

好きなインテリアのイメージ画像さえあれば、そのイメージをプランナーが読み取っていくのでお任せください。その画像のどこが好きなのかが明確になっていると希望が伝わりやすいので、天井・壁・床・建具・家具……など分解して考えると良いでしょう。たくさんのお部屋を見て「自分はこういうのが好きなんだ」と気づいてもらうことが大事です。好きな雰囲気はひとつに絞らなくて大丈夫。テイストをミックスさせることもできます。

また、どんなにイメージがクリアでも、具体的な商品を知らなかったり最終的に決めるときに迷ったりすることはある。

「例えば、樹種もメーカーも数あるフローリングの中からどれを選ぶか。また、棚の色はベージュと白のどちらがいいか。あるいは、照明を選んだけれどサイズはS、M、Lのどれがいいか。相談すると、おうちプランナーは断定を避けつつ自分の考えとして答えをくれるんです。『どちらでもいいですよ』とは決して言わなかったですね」

リノベーションのプロセスを存分に楽しんだIさん夫妻。特にCG(立体画像)をもらうと実感がわき、設備や家具を見るのが一層楽しくなったという。「ショールームやショップをたくさん巡って妄想して、幸せでした(笑)」

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木製ドアと額の絵の色合いの調和が見事
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光を通すガラスブロックは、パントリーを目隠ししつつ明るくできる
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夫妻が選んだ照明を適材適所に配置

ただ1点、すべての要望を盛り込んだ初回の見積もりが安心予算(※3)をオーバーしてしまったが、すべての壁を自分たちでDIY塗装すること、そして、特にこだわりのない浴室とトイレをベーシックなグレードに変更することで対応。最終プランはほぼ予算内に収めることができたという。
(※3 安心予算とは、現在の生活スタイルやライフステージの変化を想定しながら立てる、無理のない住宅予算のこと。年収から考える一般的な住宅予算と異なり、ライフスタイルや家族構成を考慮して余力ある予算を算出します)

担当のおうちプランナーより

DIYは家に愛着も湧くのでおすすめですが、例えば土日がまるまる潰れるなど、かなりの時間がかかることは覚えておくと良いでしょう。DIYの他にも、壁の量を必要最低限にしたり、扉を少なくしたり、既存のものを活かしたりして工事を減らす工夫をすれば、コストは下げられます。

興奮のクライマックスは完工したわが家を初めて目にした引き渡し時。「イメージ通りだと、何度も思ってきましたが、このときはイメージ以上でした」

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ようやく好きなインテリアにふさわしい空間ができたと喜ぶ夫妻
リノベを終えて

住空間が「気分」と暮らしを左右する

念願叶って思い通りの家をつくり上げたIさん夫妻。以前の家で感じた不満や後悔はすべて解消できたという。「妥協せず、やりたいことはすべてやれたと思えます。当初の希望そのままではなくても、思いを吐き出せば受け止めてもらえて、考えてもみなかった解決策を提案してもらえるんですよね」

住むほどに満足感が新たになるわが家。家で過ごす日々の「気分」がどれだけ大事か、気分良く過ごすために「住空間」がどれだけ大事か。身をもって体験した夫妻は今、家に暮らしに家族に、たっぷりの愛情を注いでいる。

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