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practical renovation
建物タイプ
マンション
広さ
74.7m²
築年月
1991年09月
居住人数
4人
Before
After
practical renovation
建物タイプ
マンション
広さ
74.7m²
築年月
1991年09月
居住人数
4人
CONCEPT
躯体壁を活用してプライベートとパブリックスペースを効果的に分ける間取りに。WICと洗濯機を隣り合わせにしたり、キッチンからのアクセスを考慮したりと、家事動線を意識して計画。キッチンにまわした古材やアクセントのブルーなど、夫婦それぞれの希望を叶えました。
Before
After
Before Photo
01/01
お施主様インタビュー
家を買おうと思ったキッカケは?
<奥さま>賃貸ではなく持ち家がほしいという話はずっとしていて、コロナ禍になって中古マンションの値段が上がるんじゃないかと思ったことがきっかけかな。
家を買うにあたり心配だったことは?
<奥さま>リノベーション前提だったので、私たちに合うリノベ会社が見つかるかという心配はありました。1年近くいろんな会社を見て、実際1社に事例を見せてもらってました。でもトーンも雰囲気も間取りも同じ感じで「こんな風になっちゃうのか」という思いがありました。
中古購入×リノベーションにした理由は?
<ご主人>自分たちの暮らし方に合う間取りをしたいと思うと他に選択肢がありませんでした。前に見た物件で「いいな」と思ったところはありましたがリノベ済みで、自分たちが手をつける余地はありませんでした。せっかくなら、スケルトンから自分たちの好きなように、という体験も含めて「やってみたいよね」ということになりました。
ゼロリノベを選んだ決め手は?
<ご主人>YouTubeやHPに載っている代表の方の考え方が好きだったからです。メッセージが伝わってきました。
物件探しはいかがでしたか?
<ご主人>ゼロリノベさんと一緒に探してからはスムーズだったと思います。最初の物件は金額はよかったけどスキップフロア構造が嫌で、2軒目に見たのがここです。 <奥さま>このエリア、70㎡以上で駅近という条件で探していました。なかなか予算に合う物件がない中、見つけたのがこの物件でした。 購入時はかなりボロボロでしたが、リノベーションで綺麗になるので。 <ご主人>あと公園にも近い。リノベーションをしていないという条件も揃ったので。日向や階数に妥協した部分はありましたが、もともと80点くらいがつけられる物件だったら決めてしまおうと思っていたので即決しました。
設計打ち合わせはいかがでしたか?
<ご主人>プランナーさんに希望をまとめたシートを共有していていてスムーズに進んだと思います。ただ僕たちは毎回超喧嘩してました(笑) <奥さま>プランナーさんには迷惑をかけたと思います(笑)。意見が合わない時に結構その場で口論しちゃって。でもお互いの希望を納得する着地点にもっていってくれたので本当にありがたかったです。 <ご主人>バランスが難しかったよね。妻はキッチンを充実させたい一方、僕は全体的に素材の質感とかワークスペースを作り込みたいという希望があって。でも最終的に金額面でシーソーがあるから、どこに力点を置くかを決めなければいけなくて。 最終的に妻が家にいる時間のほとんどをキッチンにいると言っていたので譲りました。その方向性が決まるまで時間がかかりました。
それぞれどのようなこだわりがありましたか
<奥さま>私はキッチンです。ゼロリノベさんの標準のシステムキッチンにすればコストを抑えられましたが、実際に自分で見て回った時に、この3口が横並びになっているものを見つけて、どうしてもこれにしたかった。 <ご主人>標準とは100万円単位で違いました。 <奥さま>通路の幅も2人が行き違える広さと、棚、作業スペース、パントリーも確保したいと伝えていました。お願いしたことは全部叶えてもらいました。 <ご主人>僕は断熱をかなり意識してました。あとは鍵をかけられるワークスペース。コロナになって今は完全リモートワークなので、鍵がないと子どもが入ってきて集中できないんですよね。壁を天井までつけなかったのは風通しのためです。狭くてPCの熱がこもってしまうので。壁を有孔ボードにしたり色を変えたりしたかったんですけどキッチンに投入したので妥協点はあります。 <奥さま>あとクロスを全面に貼るのを諦めたり、細かい調整はしました。 <ご主人>でも目につくところにはこだわれたよね。プランナーさんが提案してくれた梁の色を変えるのはやってよかった。 <奥さま>キッズスペースにも窓をつけたかったんですけど、そこもコスト削減で開口にしました。プランナーさんに「後から入れることもできる」と言っていただいたので、今はカーテンで仕切るようにして、必要になった時につけようと思っています。 <ご主人>あと玄関のタイルとか、ちょっとしたところにはこだわれたので良かったです。デザイン面は、僕と彼女のセンスが8:2ぐらいの割合で反映されてます。 <奥さま>青をアクセントで入れたくて、LDKに入った正面に取り入れてもらいました。あとはナチュラルヴィンテージなイメージ。 <ご主人>僕は西海岸風を提案しました。木のぬくもりが好きなので、無垢材とか古材を使いたくて、キッチンの腰壁に貼ってもらいました。棚板はもう少し濃いめの色や、グレードの高い木を使いたかったけど難しかったので今のものに落ち着きました。2人の希望のイメージが全然違ったよね。 <奥さま>でもプランナーさんがいい感じにまとめてくれました。
実際に住まわれてみて気に入っているところは?
<奥さま>日々ゆったり過ごせるリビングかな。 <ご主人>当初はもう少しWICを広くとって、バルコニーとの間にある妻の化粧スペースを狭めようとしていましたが、収納は持ち物の量をコントロールすればいいので、リビングの広さを優先しました。 <奥さま>女の子2人いるので、服を好きになったらと思うと私は収納量に懸念はあります。それでも結果リビングを広くしてよかったと思っています。 <ご主人>僕もやっぱりリビングはもちろん、ワークスペースも今は完全リモートワークなので作ってよかったと日々感じています。あとは洗濯物をすぐにしまえる動線と、洗面所と玄関のタイルも気に入っています。
中古×リノベを検討している方へ先輩としてアドバイスするなら?
<ご主人>断熱はちゃんとやったほうがいいと思います。暖房をつけなくても桁違いに暖かいし、もし将来的に手放すことがあっても、そういった性能が重視される時代になってきていると思うので。デザイン面にお金をかけたい気持ちもわかるけど、機能を充実させてから見た目にお金をかけたほうがいいんじゃないかなって思う。 <奥さま>優先順位を定めておくのが大切だと思います。どこにお金をかけてどこを妥協するかを決めておかないとそれこそ口論になるので。あと事例をよく見て「これはやりたい」というものを明確にしてから、妥協できるところで削減するようにする。 <ご主人>あとは使いたい製品が決まっているなら、リノベ会社がそのメーカーの割引をきかせられるのかを確認しておくといいかもしれない。じゃないとうちみたいにガスコンロで数100万と嵩むことがあるかもしれないので。
空間の1/3ほどの位置にある躯体壁を効果的に使い、広々としたLDKを含むパブリックスペースと、寝室・ワークスペースなどのプライベート空間を分けた。
細かく通った縦配管を絶妙にかわし、可能な限りLDKを広くとった。
家具に合わせて内装をプランニング。キッチンの腰壁には古材を貼り「青」をアクセントカラーとして取り入れた。
WICと洗濯機を隣り合わせにし、すぐに洗濯物をしまえる家事動線に。キッチンからのアクセスもよく、家事のしやすい間取りを意識。
家探し、家づくりに役立つ
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After
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