リズムの家

  • 建物タイプ

    マンション

  • 広さ

    61.6m²

  • 築年月

    1977年07月

  • リノベ費用

    1000万 ~ 1500万円

  • 居住人数

    2人


CONCEPT

夫婦でオンとオフの時間を心地よく過ごせるよう、素材や床段差の切り替えで空間を緩くゾーニング。物件特性のルーバー天井と遊び心あるインテリアを引き立たせるため、動線計画はシンプルに、仕上げや素材はミニマルにしました。小上がりは気分転換にぴったりの居場所に。


Before

After


Before Photo

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お施主様インタビュー

  • 家を買おうと思ったキッカケは?

    <ご主人> 以前はUR賃貸住宅に住んでいたのですが、コロナ禍により在宅勤務が増えたことで、できあいの間取りでは生活がしづらいと感じるようになりました。 ただ、広い物件を探して引っ越すとなると、初期費用やこれまで発生しなかった更新料がネックになって気が進まなくて。 そんなときに、友人のリノベーションした部屋におじゃまする機会があって、その過程を聞いたり仕上がりを見ているうちに、私たちもやってみたいと思うようになりました。 <奥さま> 犬を飼いたいと思っていたのも購入のきっかけになりました。


  • 住宅購入にあたり不安はありましたか?

    <ご主人> 自分たちの収入で購入からリノベまで本当にできるのか、ということですね。 蓄えもなかったので諸費用が払えるのか、住宅ローンを組んでその後の生活が苦しくならないか、費用面での不安が大きかったです。


  • その不安はどのようにして解消されましたか?

    <ご主人> オンラインセミナーのあとファイナンシャルプランナー(FP)さんをご紹介いただき、私たちのライフプランから予算を算出していただけたことで解消されました。 毎月どれくらいの金額を何に使っているのかを明らかにして、今後は何を絞ってどう蓄えていけばいいのかが可視化され、お金に対して意識的になりました。


  • ゼロリノベを選んだ決め手は?

    <ご主人> セミナーに参加後、シームレスにFPさんと繋げていただいたので、ゼロリノベさん一択でした。そこでお金の不安が払拭されたので比較検討する必要がなかったんです。 <奥さま> 私は事例が好みだったのもあって、特に「家具美術館の家」が印象に残っています。


  • 物件探しはいかがでしたか?

    <ご主人> 場所にはこだわらず、予算に納まる価格帯を最重要視していました。 西から東まで広く見ていましたが、内見した時期が暑かったこともあって、最終的に候補の中から駅近だった物件に。前の家とそう遠くないところになりました。 おうちナビゲーターさんには根気よくお付き合いいただきました(笑) Q.この物件の決め手は? <ご主人> 駅との距離や周辺環境です。駅徒歩10〜15分でも良かったのですが、いざ選ぶとなると近いに越したことはないなと。 川が近くにあったり、春は桜並木も楽しめます。 <奥さま> 友人が近くに住んでいるというのも大きかったですね。 Q.氾濫の可能性や1階でオートロックなしということに不安はありませんか? <奥さま> 不審者を外から確認しやすい構造になっていることや、以前の家よりも氾濫の可能性が低い事をハザードマップで確認出来ているので、あまり不安はありません。念のため保険には加入してます。 自転車を室内で保管している事もあり、 1階は簡単に出入りできるので便利です。 Q.軽量鉄骨の天井現しや、1階による底冷えはありませんか? <ご主人> はい。入居して1年経ちましたが、ほとんどエアコンに頼らずに過ごせています。この間取のおかげか、夏でも風が抜けて気持ち良いんですよね。


  • 設計打ち合わせでリクエストしたことは?

    <ご主人> 私は小上がりと玄関土間とインナーテラスを。PinterestやSNSで好みの画像を集めて、プランナーさんにイメージをお伝えしました。 小上がりの下は収納になっていますが、レコードがぴったり納まる高さにしていただいたんです。 <奥さま> 夫婦共に料理が好きなので、大きなキッチンを部屋の中心にしたく、衛生面やデザインからステンレスのキッチンを希望しました。 収納が多く、 A4サイズの書類も保管出来るので気に入っています! 部屋全体のイメージは、リノベ前の部屋は薄暗く感じたので、少しでも明るい雰囲気になるように、白と無機質をリクエストしました。 <ご主人> 床をモルタル調のタイルにしたことで、インナーテラスとの一体感や無機質感の演出を担っています。 コロナ禍などの社会情勢によるウッドショック真っ只中だったので、コストダウンにもなりました。


  • 実際にお住まいになってみて特に気に入っているところは?

    <ご主人> 小上がりでゴロゴロする時間です(笑)くつろぎだけではなく、小上がりを設けることでできた床や、インナーテラスとの段差で気分転換ができている気がします。 キッチンは、作業台も収納も広いから、前に住んでいた家のときのようにごちゃごちゃしてしまうこともないし。 <奥さま> 過ごす場所が一か所になった事で植物の手入れをする機会が増えて、育ちが良くなったように感じています。 フリマサイトで大きな枝ものを購入したり、ビカクシダの株分けをしたり手入れを楽しんでいます。 Q.今後どのような住まい方を計画されてますか? <ご主人> この撮影に際してやっと1フェーズ目が整った気がします。 ガラス作家の友人に作ってもらったペンダントライトが揃ったり、京都のコーヒー屋さんで見て「絶対うちのインナーテラスに合う」と思って迎えたカフェテーブル、スタックできる椅子…。なのでしばらくこのまま暮らして、次のことを考えようと思います。


  • 中古×リノベを検討している方へ先輩としてアドバイスするなら?

    <ご主人> ゼロリノベさんのように、資金計画から相談できるリノベーション会社にお願いするなら、普段から家計簿はつけておいて、お金の流れを可視化しておくことをおすすめします。 そうすることで物件購入においてもリノベーションにおいても、意思決定の解像度も上がると思います。 <奥さま> それぞれの担当の方に、悩んだ時にすぐに相談できる状態にしてくれるリノベ会社が見つかることが重要だと思います。 自分で検索してわかることもありますが、実際に相談して見解をいただくことで不安や疑問が解消することが多かったので。


      • 中古マンションのリノベーション後のリズムの家

        物件特性である軽量鉄骨のルーバー天井。錆止めを施し、白く塗装することで清潔感とリズミカルな印象を与える。

      • 中古マンションのリノベーション後のリズムの家

        夫婦それぞれのワークスペースを住まいの対角線上に配置することで、互いの気配を感じつつもビデオ会議時や電話など音の干渉を避ける。

      • 中古マンションのリノベーション後のリズムの家

        モルタル仕上げのインナーテラス、タイル貼りのダイニング、畳の小上がりの2つの段差により気分を切り替える。小上がりは、レコードが並べられる高さに設定。

      • 中古マンションのリノベーション後のリズムの家

        長方形のお部屋の長辺にそれぞれの空間を配したシンプルな間取り。ミニマルな仕上げや素材にすることで、遊び心のあるインテリアが引き立つ空間に。

      • 中古マンションのリノベーション後のリズムの家
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